メーカー外の修理業者にオーバーホールを依頼した結果

The results were asked to overhaul the suppliers on the Internet

日本ロレックスをはじめ、オーバーホール業者は色々あるが、今回はメーカー外の修理業者にロレックスデイトジャストのオーバーホールを依頼した一部始終を紹介する。

約5年前にオーバーホールをした後、使用頻度は少なく、動かなくなったり、誤差が多かったりというトラブルはなく、特に問題はなかったが、長い間オーバーホールをしないと内部の部品交換が高額になるので、この機会に実施した。

メーカー外の修理業者にオーバーホールを依頼した結果

オーバーホールしたモデル

デイトジャスト (5年前にオーバーホール済み)

デイトジャスト

オーバーホール業者選定の際にチェックした7つのポイント

1.費用が安いけど安すぎない

一つめのポイントは値段が安いかということ。日本ロレックスで実施すると

基本料金(45,000円)+交換部品代(時計の状態によって異なる)

という費用になるが、この交換部品代が結構な価格になることが多い。

シードゥエラーの例

  • ベゼルディスク部品代金:8,000円
  • 風防の部品代金:15,000円
  • リュウズ部品代金:9,000円

ネットで調べてみても、思った以上に費用がかかったという声が多いのが事実。

今回の業者選定にあたり、様々なオーバーホール業者がネット上に価格を記載しているのでそれをベースに比較した。ただしネット上での価格はあくまで基本料金なのでこれで全て完結するわけではないので注意したい

あと、安すぎる業者にも注意。一流の職人に依頼するのにもかかわらず安すぎるのは不安の一つ。安物買いの銭失いにならないように日本ロレックスの70%から80%ぐらいの費用の業者を目安にした。

2.申し込みの対応がきちんとしているか

次にロレックスをオーバーホールする際に気になった点が、信頼できる業者かどうか。

実際に見積もりや問い合わせを幾つかの業者におこない、メール対応の丁寧さと速さ、見積もりパック申し込みからどれくらいの速さで届くかを"きちんとした対応をしてもらえるか"の指標にして比較した。

3.悪い口コミがないか

きちんと対応してくれるか、安心できるかという一つの指標として、ネット上の口コミを調査した。気になる業者があれば、【業者名+口コミ】で検索した。

4.安心して時計を郵送できるか

修理のためにロレックスを郵送する必要があるが、その際に破損してはオーバーホールどころではない。

色々なサイトで郵送パックを紹介している中で、衝撃から時計を守るスポンジ付きの固い箱を送ってくれる業者を選んだ。

衝撃から時計を守るスポンジ付きの固い箱

ネット上で複数の業者の無料見積もりのセットを調べてみたが、固い箱やスポンジなどの緩衝材がなく郵送に不安なセットが送られてくるところもある。

あと、郵送キットがなく、自分で送るというハードな業者もあるが、そのようなところはおすすめしない。

5.費用は明朗か

見積もり時の費用も明確になっているかも重視した点。信頼できない業者だと、【オーバーホール一式 50,000円】とだけ記載されることもあり、これではその見積が適正かどうかわからない。

見積もり時にはきちんと詳細まで明示してくれる業者を選ぼう。

6.見積もり後でもキャンセルできるか

自分でロレックスの裏蓋を開いて修理や交換箇所を確認できるわけではないので、オーバーホールで見積もりを出してもらっても本当にそれが適正かどうかわからない。

よほどの悪徳業者でない限りありえないと思うが、修理や交換の必要がないのに交換してその分の修理費を請求されることだって考えられる。

そこで業者選定の際に抑えておきたいのは見積もり後のキャンセルができること。これができるのであれば見積もり価格に納得が行かない場合はキャンセルして別の業者に依頼するということもできる。

7.オーバーホール後の保証があるか

オーバーホールしてもらっても何らかの不具合が出てくることだってある。そこで保証が付いていると何かと安心だ。業者によって修理保証期間が異なっている点も調査した。

幾つかの業者は1年間の修理保証があり、不具合が生じた場合は、点検・再修理を無料で対応してもらえる

ちなみに、日本ロレックスのアフターサービスは2年間有効なので、この点は正規店に軍配が上がる。

オーバーホール業者を比較検討した結果

以上の7つのポイントから検討して千年堂という業者に決めた。

とはいえ、インターネットで物を買うのと異なり、時計を送って、見積もりをしてもらって・・・と幾つかのステップを辿る事になるので、以下からそれについて紹介する。

依頼から完了までの流れ(どのようなやり取りがあるか)

1.無料見積りキットの申し込み

インターネットで無料見積りキットの申し込みを行う。なお、申し込みの時点で時計のモデル名やシリアルナンバーなど分かる範囲の情報を伝えておくと大体の目安金額を事前にメールにて教えてもらえる。

2.セットが届く

千年堂の無料見積りキットセット

申し込みから1~3日で無料見積りキットが届く。中には万が一の落下などに備えて、クッション性の高いボックスと詳細説明の紙が入っている。

3.返送

ゆうパックを使って着払いで送る。郵便局に連絡すれば家にまで取りに来てくれるが、夜しか家にいない場合は郵便局やコンビニに持っていくことになる。

ちなみにゆうパックはコンビニによっては送れない。近くにセブンイレブンしかないのでこの点面倒だった。

ゆうパック対応コンビニ

  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ローソンストア100

この時点での必須事項として万が一のことを考えてコンビニでは壊れ物シールをもらい貼り付けておくことと、明細の控えは必ずとっておこう。

4.到着確認メールが届く

店舗に届き次第到着確認メールが届く。

<この間約1~2週間>

5.見積もり提示・確認

ロレックスを業者に見積り依頼をして一週間ぐらいで詳細な見積もりメールが届く。時計内部を開いて検査するので、それまで全然わからなかった不具合も出てくる。この時点で値段が合わない場合はキャンセル可能。

あと、この時点で大まかな納期も記載される。

ちなみに、この時点でオーバーホールが必要かどうか・預かり時の状況なども教えてくれる。あと、メールにはロレックスの発送タイミングなど様々なことが記載されているので、きちんとメールを読んでおこう。

参考:以下のようなコメントが記載されている

  • 油切れ・部品摩耗・振りが弱い為、オーバーホールが必要です。
  • 上記パーツに不具合・摩耗が生じている為、交換が必要です。
  • カレンダーに点がありますが使用可能ですのでご報告のみとなります。

6.正式依頼

見積もり価格で問題なければメールで正式依頼する。この時点でポリッシュ加工などのオプションの提案もある。予算に余裕があれば申し込むのも良いだろう。依頼後は作業に入るのでこの後のキャンセルは不可。

参考:オプション(いずれも税抜き金額)

  • ライトポリッシュ(ケース・ブレス部)10,000 円
  • 外装仕上げ(仕上げ研磨/ケース・ブレス部) 20,000 円

<この間約1ヶ月>

7.完了メール・発送

正式依頼から約一ヶ月でオーバーホールが完了する。支払いは代引きだけなので、このメールが来たら現金を準備しておこう。

8.支払い・オーバーホール完了

オーバーホール後のロレックス

メールから2~3日でロレックスが届く。完了メールの後に郵パックの送付番号が送られてこないので、到着の日時が指定できない点に注意。

結果

ロレックスと説明書など

オーバーホール後のロレックスは郵パックで送られてくる。見積もりキットに入っていた衝撃吸収力が高そうな箱の中にロレックスと説明書などが入っていた。

ゼンマイ

ゼンマイの交換があったので、交換したゼンマイもついていた。

修理後のロレックス

クリーニングのおかげで外側はピカピカに。オプションのポリッシュ仕上げは不必要ではと思うぐらいの綺麗さ。

元々問題なく動いていたので気にする点ではないが、オーバーホール後も特に問題なく動いている。

もう一つ嬉しいポイントが、アフターフォロー。手持ちの他の時計をオーバーホールする際に使える割引券なども入っていた。

どれぐらいかかったか(費用・時間)

修理内容 費用(税抜き)
オーバーホール 31,500円
パッキン交換 800円
ゼンマイ交換 4,000円
合計 36,300円

内訳

  • 完全分解掃除
  • 防水検査
  • 超音波洗浄(サービス)
  • 時計クリーニング(サービス)
  • 1年保証 (落下・衝撃・浸水に関しては保証対象外)

見積もりから返却までの期間

依頼してから44日(大型連休込みの日数)

支払い方法

代引きのみ。カードは使えないので注意。

千年堂の評価

良かったこと

  • 全体的にスムーズ。
  • 費用も当初の予算内に抑えられた。
  • 一番不安だったのがこちらからの郵送方法だったが、安心できそうな梱包材だったので安心できた。

悪かったこと

  • ロレックスを送る際に、郵パックの着払い伝票が付いているのですが、郵パックは送付できるコンビニが限られている点がマイナス。
  • 郵パックの送付番号が贈られてこないので、いつ届くのかわからなかった点。普段はその時間家にいないが、たまたま家にいたので代引き支払いができたが、できれば送付番号が送られてくるとありがたい。
    (メールに「すぐに配送致しますので日時指定等がありましたら事前にご連絡ください。」と記載されているが、あの注意書きの量では読まない・・)

まとめ

オーバーホールの頻度について

内部については想定通り、使用頻度が低くても内部消耗が進んでた。油切れは部品の消耗を招くので、定期的なメンテナンスをすることで、結局オーバーホールの費用も抑えることができるので、せめて5年に1回はオーバーホールを行おう

時間が許せば納得行くまで

オーバーホールの見積もりをしてもらい、納得が行かなかったら別の業者に再度見積もりを依頼するということもできるので、時間をかけて大切な時計を任せられる業者を探すのも一つ。

メーカー外の修理業者にオーバーホールを依頼した結果について

あくまで個人的な感想だが、費用も予算内に収まりやり取りもスムーズでおおむね満足

見積もり時に表面のうすい傷を消し、つやを出す"ポリッシュ加工"や本格的に傷を消し、つやを出す"外装仕上げ"をおすすめされるが、そちらは予算が合わなかったので依頼しなかったが、それをしなくても全体的にピカピカになっていたのは驚いた。

あと、申し込んだ人の特典として、リピーター割引もある模様。ただ、有効期限が1年以内ということなので、できれば3年とかだったらありがたかった。

メーカー外の修理業者でしたが特に問題なく、良い結果だと思った。オーバーホールしようかどうか迷っているなら是非。>時計修理の千年堂

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