新品のロレックスを購入する時には
長い時間かけて選んでも大丈夫
あまり長時間お店に居ると「迷惑では?」と不安に思う方もいるかもしれないが、そんな心配は無用。ロレックスは高価な品なので、比較や決断に時間がかかるのは当然。納得のいくまで、じっくりと時計を選ぼう。
ただ、どうしても決められないという時は、店員さんに相談するのが賢い方法。店員さんは経験と知識も豊富な、時計のコーディネイターでありアドバイザー。「どちらのカラーが似合うか」「ケースが大きくて目立ちすぎでは?」「無理のない支払いをしたい」など、気軽に相談すれば、きっと適切なアドバイスを得られるはずだ。
マイ手袋は不要
「時計を汚すのは不作法では?」という気持ちは理解できるが、時計に汚れや指紋が残らないよう、お店では試着後にケアしてからショーケースに戻すのが接客の基本となっているので、そのような心配はまったく無用。
手袋を着用したままでは、リューズやベゼルの操作性や、時計の質感なども良くわからないので、遠慮なく素手で試着や操作を行なおう。
正直に初心者宣言をしよう
店員さんとの会話では、まずは「初心者だから、あまり良く知らないです」などと言っておけば、親切な店なら理解できる言葉で説明してくれるはず。卑屈になる必要はないが、「色々教えてほしい」という気持ちが大切。
手に取る際は
機械式腕時計というのは実に繊細だ。トラックに踏まれても壊れないような時計と異なり、ちょっとした高さから落としただけで針が外れたり風防にヒビが入ったりすることもある。そのため、手に取る際には必ずテーブルの上で、両手で行うよう心がけよう。このとき、右手と左手で上下のべルトを持つのが正しい作法だ。
また、手に取った後、すぐに腕に巻いたり、リューズを回したりするのもマナー違反。店員さんに断ってから時計を動かす、というのが基本。また、カレンダー機構や計測機構は操作方法を間違えると故障を招くこともある。詳しくはゼンマイの巻き上げ方・時刻&日付け合わせの方法で紹介しているが、店頭で購入前の時計を操作するときは店員さんに確認してから行うこと。
知ったかぶりせず、わからないことは質問を
変なプライドは捨てないと、いい買い物はできない。たとえ知ったかぶりしても、店員さんにはすぐに分かってしまうものなのだ。むしろ、意味の分からない用語などがあれば恥ずかしがらず、どんどん質問するほうが得策だ。
在庫状態に注意
特に正規店で顕著だが、スポーツモデルは在庫がないことが多い。正規価格よりも並行品の価格のほうが高い状態が続いているので、この動きは当分続くだろう。
在庫がないため、欲しいと思っても購入することができないことも続いているため、正規店でほしいモデルが見つかった場合は即購入するぐらいの気概が必要だ。
アンティークロレックスを購入するときには
ある程度の目利きができるようになってから買うべし
ロレックスを安く手に入れたいなら中古ロレックスがおすすめで紹介しているように、中古モデルやアンティークモデルを選ぶというのも一つの方法。ただ、中古やアンティークロレックスの購入時は焦って購入するのは禁物。色々な店舗を回り店員さんから中古品やアンティークロレックスについての様々な話を聞き、専門誌やネットなどで研究をし、ある程度の知識を蓄えた後に購入すること。
参考リンク ロレックスを安く手に入れたいなら中古ロレックスがおすすめ
気になる部分があったら店員に相談しよう
新品でないロレックスは部品の状態も個々に違い、リューズやボタンなど操作感もそれぞれに異なる。違和感を覚える場合は、その旨を具体的にスタッフに伝えるのが、購入時の正しい方法だ。
違和感の正体がパーツにあり、そのパーツストックが店舗にあって交換可能な場合、応じてくれる場合が多いので、まずにスタッフに相談をしてみよう。
買うのを迷ったら数日おいて頭を冷やそう
「これ買おうかな」と、購入に少々迷いがあったら、その場で買わず1日2日と待ってみよう。冷静になれば本当に欲しいものなのかが客観的に判断できるだろう。しかし、「絶対にほしい」と思ったら迷わず購入だ。