防水モデルのロレックスは海でも活用できる。大切なのはその後だ。シャワーのついでに洗うのではなく、きちんとした洗い方を実践しよう。

シャワーのついでに洗うのは避けよう

海で使った後の時計やブレスには、塩分や雑菌が大量に付着しているので、そのままにせず真水で海水をきれいに洗い流したい。ただし、シャワーや水道をじかに時計に当てるのは危険なので厳禁。それらは意外に水圧が高く、時計内部に水が浸入してしまう危険性があるからだ。
洗面器などに水を溜めて、ブレスやリューズの隙間などに入り込んだ砂やゴミも丁寧に取り除こう。このとき便利なのが、ブラシ。歯ブラシでもいいし、ホームセンターなどで売っている豚毛やナイロン製のブラシでもいい。毛先が柔らかく弾力性があるほうが使いやすい。
最後に乾いた布で水滴を拭き、直射日光の当たらない風通しの良い場所で、完全に水気がなくなるまで1日ほど乾燥させるのが理想だ。
回転ベゼルの中に塩分や汚れが残りやすい
回転ベゼルは隙間に汚れがたまるので、海で使ったあとは必ずケアが必要だ。やり方は簡単。洗面器の水に浸した状態で、回転ベゼルを上から少し押さえながら回せばいい。汚れは自然に排出されるはずだ。
出てきた汚れはタオルで拭き取り、挟まった挨やチリは爪楊枝で取り除こう。ただ、回すときに引っ掛かったり、内部でじょりじょりと異音がする場合は注意。砂や小石が入ったまま無理に回すと、内部が損傷するので、修理業者に相談を。
洗い方
リューズのねじ込みを確認
リューズやプッシュボタンがねじ込み式なら、事前に確認しておこう。もし開放されていたら本来の防水性が発揮されない。水の中でのプッシュは厳禁。特殊なモデルを除き、ほぼすべての時計は水中でボタン操作できるように作られていない。プッシュボタンを押すと浸水は確実だ。
コマの隙間
ブレスのコマの隙間には皮脂が入り込みやすい。ブレスを折るように片手で持ち、1コマずつ丁寧にブラッシング
ケースサイド
リューズ側はもちろん、エンドピースの裏側も、隙間を開くようにして、ブラシで汚れをかき出そう
裏蓋
装飾入りの裏蓋の場合、ブラシを動かす方法にも注意したい。汚れを残さないように、でも傷を付けないように
ケースや風防内に海水が入ったら即、修理に
ケース内に浸入したのが真水なら、2,3日以内に修理に持ち込めばいいが、問題は海水だ。
まさに時間との勝負で、わずか1日でムーブメントが錆びついてしまう。このときはタオルなどでくるみ、なるべく空気に触れさせないようにし(空気に触れると腐食が早まる)、大急ぎで修理に出そう。

ゼンマイの巻き上げ方・時刻&日付け合わせの方法
毎日のお手入れ方法
気になる汚れの落としかた
海に行く時の注意点
サブマリーナなどのダイバーズウォッチのメンテナンス方法
ベルト交換の方法
こんなことに注意しよう
ロレックスを正規代理店で安く買う方法
ロレックス定価表
価格帯比較
コピーロレックスを見破る6の方法
オーバーホールとは
正規品と並行品では価格が大きく異なるがその違いは一体何か
故障例と修理費用の一例
メーカー以外の修理業者にオーバーホールを依頼した結果
ロレックスの買取査定はどのような買取店に依頼するといいか
高い買取価格を引き出すコツ
ロレックス各モデルの特徴
エアキング
エクスプローラーⅠ
エクスプローラーⅡ
サブマリーナー
GMTマスターⅡ
シードゥエラー
デイデイト
デイデイトⅡ
デイトジャスト
デイトナ
ミルガウス
ヨットマスター
ヨットマスターⅡ
オイスターパーペチュアル












